東京都足立区の事業所屋根に、19.62kWの自家消費型太陽光発電設備を設置した施工事例です。 折半屋根への太陽光パネル設置、PCS 5.5kW×3台構成、完全自家消費、既設高圧受電設備側の連系保護機器まわりまで確認しました。
本事例では、545Wモジュールを36枚配置し、PCS総容量16.5kWの構成で事業所内の電力使用に合わせた完全自家消費型太陽光発電設備として構成しました。 事業所向けの太陽光発電では、屋根面積だけでなく、既設キュービクル、受電設備、PCS容量、OVGR・RPR・ZPDなどの連系保護機器、配線ルートまで確認する必要があります。
施工事例の概要
| 施工エリア | 東京都足立区 |
|---|---|
| 施設種別 | 事業所 |
| 屋根種別 | 折半屋根 |
| 設備種別 | 法人向け自家消費型太陽光発電設備 |
| 太陽光パネル | 545Wモジュール |
| パネル容量・枚数 | 545W×36枚、合計19.62kW |
| パワーコンディショナー | KPW-A55-2PJ4、5.5kW×3台 |
| PCS総容量 | 16.5kW |
| 運用方式 | 完全自家消費 |
| 主な構成機器 | PCS1〜3、交流集電盤、MCCB、OVGR、RPR、ZPD、CT、VT、既設キュービクル側連系設備 |
| 対応範囲 | 折半屋根へのパネル設置、PCS設置、配管・配線、交流集電盤、既設キュービクル側の接続確認、保護継電器まわりの確認 |
施工写真
東京都足立区の事業所における自家消費型太陽光発電設備の施工写真です。 折半屋根へのパネル設置、外壁面へのPCS・盤類の設置、配管施工、既設高圧受電設備側の確認まで、屋根上と電気設備側の施工状況を掲載しています。
この案件の特徴
東京都足立区の事業所屋根に、19.62kWの自家消費型太陽光発電設備を設置した案件です。 545Wモジュールを36枚配置し、5.5kW PCSを3台構成とすることで、事業所の日中負荷に合わせた完全自家消費型の発電設備として構成しました。
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19.62kWの太陽光パネルを事業所屋根に配置
545Wモジュールを36枚設置し、折半屋根を活用した自家消費型太陽光設備として構成しました。 -
5.5kW PCSを3台構成で設置
PCS総容量は16.5kWとし、PCS1〜PCS3、交流集電盤、既設電気設備側との接続条件を確認しました。 -
完全自家消費型の構成
発電した電力を事業所内で使用する完全自家消費型の構成です。逆潮流を前提にしないため、連系保護や受電設備側の確認が重要になります。 -
OVGR・RPR・ZPDを含めた保護回路を確認
既設高圧受電設備へ太陽光発電設備を接続するため、地絡方向、逆電力、系統保護に関わる機器構成を確認しました。 -
屋根上施工と高圧受電設備側の確認を一体で対応
屋根上のパネル設置だけでなく、PCS、交流集電盤、既設キュービクル、連系保護機器まわりまで一体で確認しました。
なぜこの構成にしたか
事業所向け自家消費型太陽光では、屋根に載せられる最大容量だけでなく、日中の電気使用量、既設キュービクル、PCS容量、連系保護機器、配線ルートまで確認したうえで設備構成を決める必要があります。 本事例では、19.62kWのモジュール容量に対してPCS総容量16.5kWとし、事業所内で発電電力を活用しやすい完全自家消費型の構成にしました。
また、既設高圧受電設備へ接続する案件では、PCS側だけではなく、OVGR、RPR、ZPD、CT、VT、交流集電盤、既設キュービクル側の改造範囲まで確認が必要です。 施工後の安定運用と保守対応を考え、屋根上設備と高圧受電設備側の両方を確認しています。
主な作業手順
屋根条件とパネル配置の確認
東京都足立区の事業所屋根について、折半屋根の形状、設置可能範囲、屋根縁からの離隔、保守動線を確認し、36枚のパネル配置を整理しました。
折半屋根へのパネル設置
折半屋根の形状に合わせて固定金具の位置を整理したうえで、太陽光パネルを設置しました。
PCS3台構成の確認
5.5kW PCSを3台構成とし、PCS1〜PCS3の接続、回路、交流集電盤との取り合いを確認しました。
PCS・盤類・配管施工
外壁面にPCS・盤類を設置し、屋根上からの配線ルート、配管、交流側接続を整理しました。
既設高圧受電設備側の確認
既設キュービクル側の接続点、CT、VT、ZPD、保護継電器まわりを確認し、太陽光発電設備の連系条件を整理しました。
保護継電器まわりの確認
OVGR、RPR、ZPDを含め、完全自家消費型太陽光として必要な連系保護・計測まわりの構成を確認しました。
高圧受電設備・キュービクル側で確認した内容
事業所向け自家消費型太陽光では、屋根上の施工だけでなく、既設高圧受電設備との接続確認が重要です。 本事例では、PCS、交流集電盤、OVGR、RPR、ZPD、CT、VT、既設キュービクル側の接続条件を確認しました。
- PCS 5.5kW×3台構成の確認
- PCS1〜PCS3の回路・接続条件の確認
- 交流集電盤とMCCB構成の確認
- OVGR・RPRの構成確認
- ZPDの構成確認
- CT・VTまわりの確認
- 完全自家消費型としての連系条件確認
- PCSから既設電気設備側までの配線・接続条件確認
- 既設キュービクル側の改造範囲確認
施工時に注意したポイント
この案件では、折半屋根へのパネル設置と、既設高圧受電設備側への接続確認を重視しました。 事業所の自家消費型太陽光では、日中負荷に合わせた発電容量、PCS容量、キュービクル側の接続、保護継電器まで整合していないと、安定した運用につながりません。
- 折半屋根の形状とパネル配置を確認すること
- 屋根縁からの離隔と保守動線を確保すること
- 36枚のパネル配置と施工性を両立すること
- PCS3台構成に対して交流集電盤・保護機器を整合させること
- OVGR・RPR・ZPDの動作に関わる計測・保護回路を確認すること
- 既設キュービクル側の改造範囲を確認すること
同じような事業所で確認すべきこと
東京都足立区のような都市部の事業所で自家消費型太陽光を導入する場合、屋根面積だけで判断するのは危険です。 特に高圧受電設備への連系を伴う場合は、単線結線図、PCS容量、連系保護機器、配線ルート、既設キュービクル側の改造範囲の確認が重要です。
- 30分デマンドデータや月別電気使用量があるか
- 日中の電気使用量が太陽光発電量と合っているか
- 折半屋根に十分な設置スペースと保守動線があるか
- 屋根材、屋根勾配、屋根縁からの離隔を確認できるか
- 既設キュービクルや単線結線図が確認できるか
- PCS、交流集電盤、連系保護機器の設置場所を確保できるか
- OVGR・RPR・ZPDなど連系保護機器の構成が必要か
- 使用前自己確認や試験・記録整理が必要になるか
- 発電開始後の点検・O&M体制をどうするか
関連サービス
本事例のような事業所向け自家消費型太陽光では、太陽光パネルの設置だけでなく、既設高圧受電設備、連系保護機器、電力申請、使用前自己確認、O&Mまで含めた確認が必要になる場合があります。
事業所で自家消費型太陽光発電を検討する場合は、屋根面積だけでなく、電気使用量、既設キュービクル、PCS容量、連系保護機器、配線ルートまで確認する必要があります。 電気使用量データや単線結線図があれば、導入可否と概算効果を整理できます。
