群馬県前橋市の事業所屋根に、45.045kWの自家消費型太陽光発電設備を設置した施工事例です。 折半屋根へのパネル設置、太陽光連系盤、RPR・OVGR・ZPD、遠隔監視装置、既設キュービクル側の接続確認まで対応しました。
本事例では、SRM455M-60Hを99枚設置し、PCS3台構成で事業所内の電力使用に合わせた自家消費型太陽光発電設備として構成しました。 法人向けの太陽光発電では、屋根にパネルを載せるだけではなく、既設キュービクル、既存分電盤、連系保護機器、遠隔監視、配線ルートまで含めた確認が必要です。
施工事例の概要
| 施工エリア | 群馬県前橋市 |
|---|---|
| 施設種別 | 事業所・工場系施設 |
| 屋根種別 | 折半屋根 |
| 設備種別 | 法人向け自家消費型太陽光発電設備 |
| 太陽光パネル | SRM455M-60H |
| パネル容量・枚数 | 455W×99枚、合計45.045kW |
| PCS構成 | PCS1〜PCS3の3台構成 |
| PCS容量 | 29.7kW |
| 主な構成機器 | AC集電箱、太陽光連系盤、ZPD、RPR、OVGR、メーター、遠隔監視装置、既設キュービクル内接続 |
| 対応範囲 | パネル搬入、折半屋根への架台・金具設置、パネル設置、PCS・太陽光連系盤設置、AC集電箱、遠隔監視装置、既設分電盤・キュービクル側の接続確認 |
施工写真
群馬県前橋市の事業所屋根における自家消費型太陽光発電設備の施工写真です。 資材搬入、折半屋根の確認、金具位置確認、パネル設置、PCS・太陽光連系盤まわりの設置まで、屋根上と電気設備側の施工状況を掲載しています。
この案件の特徴
群馬県前橋市の事業所屋根に、45.045kWの自家消費型太陽光発電設備を設置した案件です。 太陽光パネルは99枚、PCSは3台構成とし、AC集電箱、太陽光連系盤、遠隔監視装置を組み合わせて、既設電気設備側へ接続する構成としました。
-
45.045kWの太陽光パネルを事業所屋根に配置
SRM455M-60Hを99枚設置し、屋根面を活用した自家消費型太陽光発電設備として構成しました。 -
PCS3台構成で発電設備を構成
PCS1〜PCS3を設け、AC集電箱、太陽光連系盤へつながる構成を確認しました。 -
折半屋根への金具設置・パネル固定に対応
折半屋根の形状に合わせて金具位置を確認し、パネル固定部の状態を確認しながら施工しました。 -
RPR・OVGR・ZPDを含めた保護回路を構成
自家消費型太陽光発電では、逆電力、地絡方向、系統保護に関わる機器構成を確認する必要があります。 -
遠隔監視装置を組み合わせて発電状況を確認
発電状況を継続的に確認できるよう、遠隔監視装置を含めた構成としました。
なぜこの構成にしたか
自家消費型太陽光発電では、屋根に載せられるパネル容量だけでなく、施設側の電気使用量、既設分電盤、キュービクル、連系保護機器、配線ルートを確認したうえで設備構成を決める必要があります。 本事例では、45.045kWのモジュール容量に対してPCS3台構成とし、AC集電箱と太陽光連系盤を組み合わせることで、事業所内で発電電力を活用しやすい構成にしました。
また、既設設備へ接続する案件では、PCS側だけではなく、ZPD、RPR、OVGR、メーター、遠隔監視装置、QB内のMCCBまわりまで確認が必要です。 発電設備の運用後に異常や発電低下を把握できるよう、監視設備も含めた構成としています。
主な作業手順
屋根条件とパネル配置の確認
群馬県前橋市の事業所屋根について、折半屋根の形状、設置可能範囲、周囲の影、保守動線を確認し、パネル99枚の配置を整理しました。
固定金具とパネルの設置
折半屋根に合わせて固定金具の位置を確認し、パネルの固定状態を確認しながら設置しました。
PCS・AC集電箱の構成確認
PCS1〜PCS3を設け、AC集電箱、太陽光連系盤へつながる構成を確認しました。
太陽光連系盤・保護継電器の確認
太陽光連系盤、ZPD、RPR、OVGR、メーターまわりを確認し、既設設備との取り合いを整理しました。
既設分電盤・QB内接続確認
既存分電盤、QB内のMCCB、配線ルートを確認し、太陽光発電設備の接続条件を整理しました。
遠隔監視装置の構成
発電状況を把握できるよう、遠隔監視装置を組み合わせ、運用後の発電確認に備えました。
高圧受電設備・キュービクル側で確認した内容
法人向け自家消費型太陽光では、屋根上の施工だけでなく、既設電気設備側の確認が重要です。 本事例では、PCS、AC集電箱、太陽光連系盤、保護継電器、遠隔監視装置、既存分電盤、QB内の接続条件を確認しながら施工を進めました。
- PCS1〜PCS3の構成確認
- AC集電箱から太陽光連系盤までの接続確認
- 太陽光連系盤内のMCCB構成確認
- ZPD、RPR、OVGRの構成確認
- メーター、マルチメーター、遠隔監視装置の確認
- 既存分電盤との接続確認
- QB内MCCBまわりの接続条件確認
- ACケーブル、DCケーブル、通信ケーブルのルート確認
施工時に注意したポイント
この案件では、折半屋根へのパネル固定と、既設電気設備側への接続確認を重視しました。 自家消費型太陽光は、売電用の太陽光とは異なり、施設内の負荷や既設設備との整合を確認しなければ、期待した電気代削減効果や安定運用につながりません。
- 折半屋根の形状に合わせて固定金具を配置すること
- 屋根上のパネル配置と保守動線を両立すること
- PCS3台構成に対してAC集電箱、太陽光連系盤の接続を整理すること
- RPR・OVGR・ZPDの動作に関わる計測・保護回路を確認すること
- 既存分電盤、QB内MCCBまわりとの接続条件を確認すること
- 発電状況を把握するため、遠隔監視装置を構成すること
同じような事業所・工場で確認すべきこと
群馬県前橋市のような工場・事業所で自家消費型太陽光を導入する場合、屋根面積だけでなく、既設電気設備と日中の電気使用量を確認する必要があります。 特に既設キュービクルや分電盤へ接続する場合は、単線結線図、MCCB容量、連系保護機器、配線ルート、監視設備の確認が重要です。
- 30分デマンドデータや月別電気使用量があるか
- 日中の電気使用量が太陽光発電と合っているか
- 屋根上に十分な設置スペースと保守動線があるか
- 折半屋根の場合、固定金具や施工方法に問題がないか
- 既設キュービクルや分電盤の単線結線図が確認できるか
- PCS、AC集電箱、太陽光連系盤の設置場所を確保できるか
- RPR・OVGR・ZPDなど連系保護機器の構成が必要か
- 遠隔監視装置を設けて、発電状況を確認できるか
関連サービス
本事例のような法人向け自家消費型太陽光では、太陽光パネルの設置だけでなく、既設電気設備、連系保護機器、遠隔監視、使用前自己確認、O&Mまで含めた確認が必要になる場合があります。
工場・倉庫・事業所で自家消費型太陽光発電を検討する場合は、屋根面積だけでなく、電気使用量、既設キュービクル、分電盤、連系保護機器、配線ルートまで確認する必要があります。 電気使用量データや単線結線図があれば、導入可否と概算効果を整理できます。
