山形県山形市の工場で、PV746.2kW・PCS700kWの自家消費型太陽光発電設備における交流側電気工事を行った施工事例です。 交流側PCS設置、交流配線、絶縁トランス設置、RPR・OVGRなどの継電器取付、高圧受電設備側との取り合い確認まで対応しました。
本事例は、410Wモジュール1,820枚、SUN2000-50KTL-JMP0を14台使用する大規模な工場向け自家消費型太陽光発電設備です。 みらい電設では、屋根上パネル施工だけでなく、PCSまわりの交流側配線、絶縁トランス、高圧キュービクル側の継電器・計測・監視制御まわりまで、実際に運用できる電気設備として成立するかを確認しながら施工しています。
施工事例の概要
| 施工エリア | 山形県山形市 |
|---|---|
| 施設種別 | 工場 |
| 設備種別 | 法人向け自家消費型太陽光発電設備 |
| PV容量 | 746.2kW |
| 太陽光パネル | NER108M410B-MD、410W×1,820枚 |
| パワーコンディショナー | SUN2000-50KTL-JMP0、50kW×14台 |
| PCS容量 | 700.0kW |
| 主な構成機器 | PCS、交流配線、絶縁トランス、MCCB、SmartLogger3000、RPR・OVGR、既設キュービクル側連系設備 |
| 主な施工範囲 | 交流側PCS設置、交流配線、絶縁トランス設置、継電器取付、交流集電盤内配線、高圧受電設備側との取り合い確認 |
施工写真
山形県山形市の工場における自家消費型太陽光発電設備の施工写真です。 交流側PCS設置、交流配線、PCS下部配管、交流集電盤、絶縁トランス、継電器取付、高圧受電設備側の確認など、電気設備側の施工状況を掲載しています。
この案件の特徴
山形県山形市の工場で、PV746.2kW・PCS700kWの大規模な自家消費型太陽光発電設備における交流側電気工事を行いました。 太陽光パネル容量だけでなく、PCS、絶縁トランス、交流配線、高圧受電設備側の接続、継電器、監視制御まで含めて確認が必要な案件です。
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PV746.2kW・PCS700kWの大規模自家消費型太陽光
410Wモジュール1,820枚、50kW PCS14台構成の工場向け太陽光設備です。複数棟にまたがる設備のため、建物ごとの配線ルートと受電設備側の取り合いを整理しました。 -
交流側PCS設置と交流配線に対応
PCSの設置位置、配管ルート、交流側配線、接地線、通信線まわりを確認しながら施工しました。複数台PCS構成では、機器配置とケーブル取り回しが重要になります。 -
絶縁トランス設置・端子部接続を確認
PCS出力側と高圧受電設備側の接続に関わる絶縁トランスを設置し、端子部の接続、相順、ケーブル処理、締付状態を確認しました。 -
RPR・OVGRなどの継電器取付に対応
高圧連系に必要となる逆電力・地絡方向に関わる保護継電器を取り付け、既設キュービクル側との整合を確認しました。 -
SmartLogger3000を含む監視制御まわりを確認
発電設備の運用状態を把握するため、SmartLogger3000や通信線まわりを含めて、PCSとの連携・監視制御の構成を確認しました。
なぜ交流側電気工事が重要か
工場向けの自家消費型太陽光では、パネルを設置するだけでは設備は成立しません。 PCSから出力された交流電力を、絶縁トランス、交流集電盤、保護継電器、高圧受電設備側へ安全に接続できるよう、電気設備全体で整合を取る必要があります。
特に本事例のようにPV容量が大きく、PCS台数が多い案件では、交流側配線の整理、MCCB容量、トランス容量、既設キュービクル側の接続条件、監視制御、継電器の信号・電源まわりまで確認が必要です。 交流側の設計・施工が甘いと、運転開始前の確認、試験、保守対応で手戻りが発生する可能性があります。
主な作業手順
PCS設置場所と配線ルートの確認
工場外壁面のPCS設置位置、作業通路、配管ルート、既設設備との取り合いを確認しました。
PCS設置・交流側配管施工
複数台PCSを外壁面に設置し、交流側配管・配線を施工しました。機器間隔、配管支持、ケーブル引込部を確認しています。
交流集電盤内の配線整理
PCSからの交流出力を集約するため、交流集電盤内のMCCB、配線、接続部の納まりを確認しながら施工しました。
絶縁トランス設置・端子接続
絶縁トランスを設置し、端子部の交流配線接続、相順、ケーブル処理、締付状態を確認しました。
継電器取付・高圧側確認
RPR・OVGRなどの継電器取付を行い、既設キュービクル側、計測・保護回路、電源まわりとの整合を確認しました。
監視制御・通信まわりの確認
SmartLogger3000、PCS通信線、監視制御、解列信号まわりを確認し、運用開始後の監視に支障が出ないよう整理しました。
高圧受電設備側で確認した内容
本事例では、PCSまわりの施工だけでなく、高圧受電設備側との接続条件、絶縁トランス、継電器、監視制御まで確認しました。 工場向け自家消費型太陽光では、既設キュービクル側との整合確認が重要です。
- PV746.2kW、PCS700kW構成の確認
- PCS14台の設置位置と交流側配線ルートの確認
- 交流集電盤内のMCCB・交流配線の確認
- 絶縁トランスの設置・端子接続・相順確認
- RPR・OVGRなどの継電器取付確認
- SmartLogger3000を含む監視制御まわりの確認
- PCS通信線・解列信号・制御線の確認
- 既設キュービクル側との接続条件確認
- 高圧受電設備側の保護・計測回路との整合確認
施工時に注意したポイント
この案件では、PV容量・PCS容量が大きく、複数棟にまたがる設備構成だったため、交流側の配線整理と高圧受電設備側との取り合いを重視しました。 PCS、絶縁トランス、交流集電盤、継電器、監視制御が整合していなければ、発電設備として安定運用できません。
- PCS設置位置と外壁面の作業スペースを確認すること
- 複数台PCSの交流側配線ルートを整理すること
- PCS下部の配管支持・ケーブル引込部の納まりを確認すること
- 交流集電盤内のMCCB・配線接続を整理すること
- 絶縁トランス端子部の相順・締付・ケーブル処理を確認すること
- RPR・OVGRなどの継電器取付位置と信号・電源まわりを確認すること
- SmartLogger3000とPCS通信・監視制御の整合を確認すること
- 既設キュービクル側との接続条件を確認すること
同じような工場で確認すべきこと
工場に大規模な自家消費型太陽光を導入する場合、屋根にどれだけパネルを載せられるかだけで判断するのは危険です。 交流側PCS設置、絶縁トランス、高圧受電設備側の受け入れ条件、継電器、監視制御まで確認する必要があります。
- 30分デマンドデータや月別電気使用量が確認できるか
- PV容量とPCS容量が工場負荷に対して適切か
- PCSの設置場所と作業スペースを確保できるか
- PCSから絶縁トランスまでの交流配線ルートを確保できるか
- 既設キュービクルや単線結線図を確認できるか
- 絶縁トランス・MCCB・ケーブルサイズの整合が取れているか
- RPR・OVGRなどの連系保護機器が必要か
- SmartLoggerなど監視制御機器の通信条件を確認できるか
- 使用前自己確認や試験・記録整理が必要になるか
- 発電開始後の点検・O&M体制をどうするか
関連サービス
本事例のような工場向け自家消費型太陽光では、太陽光パネルの設置だけでなく、PCS、交流側配線、絶縁トランス、継電器、高圧受電設備、電力申請、使用前自己確認まで含めた確認が必要になる場合があります。
工場で自家消費型太陽光発電を導入する場合は、パネル容量だけでなく、PCS、交流配線、絶縁トランス、継電器、既設キュービクル、監視制御まで確認する必要があります。 単線結線図や設備仕様があれば、必要な工事範囲と確認項目を整理できます。
