平塚市の公共施設 自家消費型太陽光施工事例|PV69.44kW・PCS10台・高圧受電設備改修

  • 神奈川県平塚市の公共施設屋根上における太陽光架台金具の設置状況
  • 神奈川県平塚市の公共施設屋根上における太陽光架台金具の設置状況
神奈川県平塚市|公共施設の自家消費型太陽光発電

神奈川県平塚市の公共施設で、PV69.44kW・PCS10台・蓄電池10kWhの自家消費型太陽光発電設備を施工した事例です。

屋根上への架台金具・支持レール施工から、太陽光パネルの設置、複数台のPCS(パワーコンディショナ)設置、高圧受電設備(キュービクル)の改修、そして運転開始前の使用前自己確認・保護リレー試験まで、公共施設として長く安全に運用できるよう一体で対応しました。屋根面への架台施工では、パネル片側5点止め、縦桟の通り、固定金具の設置数、矩手(直角)の精度に注意して施工しています。

施工エリア神奈川県平塚市
施設種別公共施設
PV容量DC 69.44kW
PCS台数10台
パネル枚数620W×112枚
蓄電池10kWh×1台

施工事例の概要

施工エリア神奈川県平塚市
施設種別公共施設
設備種別自家消費型太陽光発電設備(蓄電池併設)
太陽光パネルNext Energy NER132M620E-NG(620W)×112枚
PV容量DC 69.44kW
PCSHUAWEI SUN2000-4.95KTL-JPL1 ×10台
蓄電池HUAWEI LUNA2000-4.95-10(容量10kWh)×1台
ストリングス構成PCS1〜3:5直列×2並列/PCS4〜10:6直列×2並列
架台横葺PV金具(ステンレス)+アルミ支持フレーム+モジュールガイド/パネル片側5点止め
受変電設備高圧受電設備(キュービクル)改修、動力用変圧器、進相コンデンサ、地絡方向継電器ほか
監視・計測Smart Logger(遠隔監視)
主な施工内容屋根上架台施工、太陽光パネル設置、PCS設置、蓄電池設置、非常用自立コンセント・特定負荷盤、高圧受電設備改修(ZPD取付ほか)、保護リレー試験、使用前自己確認
施工上の重点屋根上架台のパネル片側5点止め・縦桟の通り・固定金具の設置数・矩手の精度を確保したうえで、複数台PCS構成と高圧受電設備改修、使用前自己確認まで一体で進めること

施工写真

神奈川県平塚市の公共施設における、自家消費型太陽光発電設備の施工写真です。屋根上への長尺部材荷揚げ、架台金具設置、支持レール施工、ケミカルアンカー打設前の確認、パネル下部の納まり確認、PCS架台・PCS本体設置、ZPD取付、保護リレー試験・使用前自己確認、屋根上施工中の状況を掲載しています。

神奈川県平塚市の公共施設における太陽光架台部材の屋根上荷揚げ
屋根上への長尺部材荷揚げクレーンを使用し、長尺の架台部材を屋根上へ荷揚げしました。搬入経路、吊り荷の位置、安全区画を確認しながら作業しています。
神奈川県平塚市の公共施設屋根上における太陽光架台金具設置と部材配置
架台金具設置・部材配置屋根上に太陽光架台の金具を設置し、部材を配置しました。パネル割付、金具位置、固定金具の設置数、屋根上の作業動線を確認しながら施工しています。
神奈川県平塚市の公共施設屋根上における太陽光架台レール施工
架台レール施工・通り確認パネル設置前に、屋根上で支持レールを施工しました。レールの通り、矩手(直角)、金具位置、固定状態を確認しながら進めています。
神奈川県平塚市の公共施設におけるケミカルアンカー打設前の状態確認
ケミカルアンカー打設前の状態確認架台や機器固定に関わるアンカー施工前に、穿孔部とケミカル材の状態を確認しました。固定位置、穿孔状態、施工前の納まりを確認しながら進めています。
神奈川県平塚市の公共施設屋根上における太陽光パネル下部の固定部・配線確認
パネル下部の固定部・配線まわり確認太陽光パネル下部の固定部と配線まわりを確認しました。パネル設置後に配線や固定部が無理なく納まり、屋根面に干渉しないよう確認しています。
神奈川県平塚市の公共施設に設置中の複数台PCSと機器架台
PCS架台・PCS本体設置中機器架台の上にPCSを設置しています。PCS10台構成のため、機器配置、配線ルート、保守スペースを確認しながら施工しました。
神奈川県平塚市の公共施設におけるPCS架台とPCS本体の設置中全景
PCS架台・PCS本体設置中の全景PCS架台とPCS本体の設置中全景です。複数台PCS構成のため、架台上の配置、配線引込、配管支持、保守時の作業スペースを整理しています。
神奈川県平塚市の公共施設における高圧受電設備内のZPD取付状況
ZPD取付状況既設高圧受電設備内で、太陽光連系に関わるZPDを取り付けている状況です。保護リレー試験・使用前自己確認を見据え、受電設備側の取り合いを確認しながら施工しました。
神奈川県平塚市の公共施設における高圧受電設備改修後の保護リレー試験
保護リレー試験・使用前自己確認高圧受電設備改修後に、保護リレー試験・使用前自己確認に関わる確認を実施しました。試験器を用いて、継電器・計測回路・警報回路まわりの動作を確認しています。
神奈川県平塚市の公共施設屋根における自家消費型太陽光発電設備の施工中全景
屋根上太陽光の施工中全景公共施設の屋根上で、自家消費型太陽光発電設備を施工している状況です。パネル配置、通り、配線ルート、保守動線を確認しながら作業を進めています。

この案件の特徴

112枚のパネルをPCS10台で構成し、高圧受電設備の改修と使用前自己確認まで含む、規模の大きい公共施設向けの電気設備工事として対応した案件です。

  • PV69.44kW・PCS10台・蓄電池10kWhの構成
    620Wパネル112枚を、PCS10台(各4.95kW)で構成しました。1台に蓄電池10kWhを併設し、停電時の使い方まで考えた設備計画としています。
  • 屋根上架台のパネル片側5点止め・矩手精度を確保
    屋根面への架台施工では、パネル片側5点止め、縦桟の通り、固定金具の設置数、矩手(直角)の精度に注意して施工しました。パネル枚数が多いため、通りと矩手がずれると全体に影響するため、レール段階から確認を重ねています。
  • PCSごとに異なるストリングス構成
    パネル割付に合わせ、PCS1〜3は5直列×2並列、PCS4〜10は6直列×2並列で構成しました。各PCSの入力電圧・電流が適正範囲に収まるよう、直列枚数を調整しています。
  • 高圧受電設備(キュービクル)の改修に対応
    既設の高圧受電設備側を改修し、太陽光連系に必要な計測回路・保護・配線の取り合いを整理しました。動力用変圧器や進相コンデンサを含む受電設備全体との整合を確認しています。
  • 保護リレー試験・使用前自己確認まで対応
    運転開始前に必要となる保護リレー試験・使用前自己確認を見据え、継電器・計測回路・警報回路まわりの動作確認を実施しました。試験・記録・電気的な確認項目を施工段階から整理しています。

この案件で注意したポイント

特に注意したのは、屋根上架台の施工精度と、複数台PCS構成・高圧受電設備改修の取り合いです。パネル枚数が112枚と多いため、架台レールの通りや矩手が最終的な仕上がりに直結します。また、PCS10台分の配線ルートと、高圧受電設備側の改修・保護整定を、運転開始前の使用前自己確認まで見据えて進めました。

特に注意した点
  • 屋根上架台のパネル片側5点止めと固定金具の設置数を、設計どおり確保すること
  • 縦桟の通りと矩手(直角)を、レール段階から確認すること
  • PCS10台構成に対し、配線ルートと機器配置を無理なくまとめること
  • PCSごとのストリングス構成(5直・6直)を取り違えないこと
  • 高圧受電設備改修と既設設備側の取り合いを正確に整理すること
  • 保護リレー試験・使用前自己確認に必要な確認項目を、施工段階から意識すること
  • 公共施設の利用に支障が出ないよう、作業範囲と工程を整理すること

主な作業手順

STEP 1

屋根・受電設備の確認

パネル割付、架台金具の位置、屋根上の作業動線、既設高圧受電設備側の改修範囲を確認しました。

STEP 2

架台金具・支持レール施工

屋根上に架台金具を設置し、支持レールを施工。通り・矩手・固定金具の設置数を確認しながら進めました。

STEP 3

パネル設置・配線

パネルを片側5点止めで設置し、パネル下部の固定部・配線まわりを確認しました。配線が屋根面や固定部に干渉しないよう納めています。

STEP 4

PCS・蓄電池設置

機器架台にPCS10台と蓄電池を設置。配線ルートと保守スペースを確認しながら施工しました。

STEP 5

高圧受電設備改修

既設高圧受電設備側を改修し、計測回路・保護・配線の取り合いと連系条件を整理しました。

STEP 6

保護リレー試験・使用前自己確認

運転開始前の保護リレー試験・使用前自己確認を見据え、継電器・計測回路・警報回路の動作と記録を整理しました。

公共施設で確認すべきこと

規模の大きい公共施設で自家消費型太陽光を導入する場合、発電容量だけでなく、屋根上架台の施工精度、複数台PCSの配線、高圧受電設備側の改修、保護リレー試験・使用前自己確認まで確認する必要があります。

  • 屋根面に必要な架台金具の設置数と固定方法を確保できるか
  • パネルの通り・矩手を保てる架台レール施工ができるか
  • PCSの設置場所と配線ルートに無理がないか
  • 屋根形状に合ったストリングス構成を組めるか
  • 既設高圧受電設備側の改修範囲と保護整定を確認できるか
  • 動力用変圧器・進相コンデンサなど受電設備全体との整合を確認できるか
  • 保護リレー試験・使用前自己確認に必要な試験・記録を準備できるか
  • 公共施設の利用に支障が出ない工程を組めるか

みらい電設が対応できる理由

みらい電設は、神奈川県知事許可(第088603号)を受けた電気設備会社として、住宅用から高圧設備まで幅広い電気工事に対応しています。本事例のような規模の大きい公共施設の自家消費型太陽光では、屋根上の架台施工とパネル設置だけでなく、複数台PCSの設置、高圧受電設備(キュービクル)の改修、保護リレー試験、使用前自己確認までを一体で整理できることが強みです。発電設備の設置と、既設受電設備側の取り合いを切り分けずに進められるため、公共施設として長く安全に運用しやすい仕上がりを実現できます。

本事例のような公共施設向け自家消費型太陽光では、パネル・PCSの設置だけでなく、高圧受電設備改修、使用前自己確認まで含めた確認が必要です。

公共施設向け自家消費型太陽光の施工相談

規模の大きい公共施設で自家消費型太陽光を導入する場合は、発電容量だけでなく、屋根上架台の施工精度、複数台PCSの配線、高圧受電設備改修、保護リレー試験・使用前自己確認まで確認する必要があります。みらい電設では、屋根上の架台施工からパネル設置、PCS・蓄電池設置、受電設備側の改修、運転開始前の確認まで、現地条件に合わせて対応します。