神奈川伊勢原市の冷凍加工業事務所様の屋根に、自家消費型太陽光発電システムを設置した事例です。折半屋根への太陽光パネル設置、PCS・集電盤の設置、キュービクル接続、OVGR・RPR・ZPD・VT・CTの取付まで対応しました。
PV容量
75.75kW
PCS容量
60kW
施工期間
約2週間
| エリア | 神奈川県央エリア |
|---|---|
| 業種 | 冷凍加工業 |
| 設置場所 | 事務所屋根・折半屋根 |
| 施工期間 | 開始から設置完了まで約2週間 |
| PV容量 | 75.75kW |
| PCS容量 | 60kW |
| 太陽光パネルメーカー | Next Energy |
| 太陽光パネル | NER120M375C-MC |
| PCS | SUN2000-20KTL-M3 |
| 主な工事内容 | 太陽光パネル設置、PVケーブル配線、PCS・集電盤設置、キュービクル接続、継電器・計器類取付 |
施工の概要
神奈川県央エリアの冷凍加工業事務所様にて、屋根上へ自家消費型太陽光発電設備を設置しました。
PVパネルの設置工事は4日、PCS設置・配管配線工事は3日、キュービクル接続作業は1日で実施し、開始から設置完了まで約2週間で完了しました。
冷凍加工業では、冷凍・冷蔵設備などにより日中の電力使用量が大きくなりやすいため、屋根上太陽光による自家消費との相性が良いケースがあります。今回は、折半屋根を活用し、事業所で使用する電力の一部を太陽光発電でまかなう構成としました。
主な作業手順
屋根上の太陽光パネル設置から、PCS・集電盤の取付、キュービクル内での接続作業まで対応しました。
- 折半屋根への太陽光パネル取付作業
- PVケーブル延長後、ダクトによる配管・配線を実施
- 壁面へPCSおよび集電盤を取付
- 窓付きボックスを加工し、OVGR・RPR・スマートロガーを格納
- キュービクル内にMCB225Aを増設し、ZPD・VT・CT・テスト端子を新規取付
高圧受電設備側で対応した内容
自家消費型太陽光発電では、太陽光パネルやPCSだけでなく、既設の受電設備・キュービクル側の確認と施工が重要です。
今回は、キュービクル内にMCB225Aを増設し、ZPD・VT・CT・テスト端子を新規で取付しました。また、OVGR・RPRなどの継電器類とスマートロガーを窓付きボックス内へ格納し、連系に必要な設備構成を整えました。
法人向け太陽光では、屋根上工事だけでは完結しません。
既設キュービクルの空き、保護継電器、CT・VT・ZPD、停電作業の可否、主任技術者・保安管理会社との調整まで確認する必要があります。
施工時に注意したポイント
太陽光パネルの荷揚げ時には、屋根への荷重集中を避けるため、駐車場側より荷揚げ機を使用して揚重を行いました。
また、PVケーブルが噛み込みによる絶縁不良を起こさないよう、パネル取付時のケーブル処理には特に注意して施工しました。
- 折半屋根への荷重集中を避けるため、荷揚げ方法を調整
- PVケーブルの噛み込み・被覆損傷が起きないよう配線処理を確認
- 停電作業時、CT取付方向をダブルチェック
- キュービクル内配線は施工後に導通確認を実施
- 工事ミスによる再停電作業が発生しないよう、接続・導通を確認
短期間で施工を進めるために行ったこと
今回の工事では、PVパネル設置、PCS・集電盤設置、配管配線、キュービクル接続を段階的に進め、開始から設置完了まで約2週間で対応しました。
法人施設では、通常業務への影響を抑えながら工事を進める必要があります。特にキュービクル接続を伴う工事では、停電作業のタイミング、保安管理会社との調整、施工後確認まで含めた工程管理が重要です。
同じような法人・工場の方へ
冷凍加工業、食品工場、倉庫、製造業など、日中の電力使用量が大きい事業所では、自家消費型太陽光発電により買電量の削減を検討できる場合があります。
ただし、実際に導入できるかどうかは、屋根の状態、折半屋根の固定方法、既設キュービクル、主幹容量、保護継電器、電力申請、停電作業の可否によって変わります。
導入前には、屋根上だけでなく、受電設備・キュービクル・電力使用量データまで含めて確認することが重要です。
法人向け自家消費型太陽光発電をご検討の方へ
みらい電設では、法人向け自家消費型太陽光発電の設計・施工、PCS・集電盤設置、キュービクル改修、継電器取付、電力申請、使用前自己確認まで対応しています。
工場・倉庫・事業所で太陽光発電を導入する場合は、電気使用量データ、屋根条件、受電設備の状態を確認したうえで、削減効果と施工可否を判断することが重要です。














