千葉県富津市の金属加工業工場にて、工場内の遊休地を活用し、自家消費型太陽光発電設備を設置した事例です。整地、スクリュー杭打設、架台組立、太陽光パネル設置、PCS・トランス接続、キュービクル内のZPD・太陽光用ブレーカー取付まで対応しました。
PV容量
72.6kW
PCS容量
50kW
設置場所
工場内遊休地
| エリア | 千葉県 |
|---|---|
| 業種 | 金属加工業 |
| 設置場所 | 工場内遊休地 |
| PV容量 | 72.6kW |
| PCS容量 | 50kW |
| 太陽光パネルメーカー | ネクストエナジー |
| 太陽光パネル | NER144M550B-MD |
| PCS | HUAWEI 62.5kW |
| 主な対応範囲 | 場内整地、スクリュー杭打設、架台組立、太陽光パネル設置、PVケーブル・アース線配線、PCS・トランス接続、キュービクル接続 |
施工の概要
千葉県内の金属加工業工場にて、工場内の遊休地を活用し、自家消費型太陽光発電設備を設置しました。
屋根上ではなく、敷地内の未利用スペースを活用した構成です。場内整地を行ったうえで、スクリュー杭を打設し、架台を組み立て、太陽光パネルを設置しました。
発電した電力は、PCS・トランスを経由して既設キュービクル側へ接続しています。工場内で使用する電力の一部を太陽光発電でまかなう自家消費型の構成です。
工場内遊休地を活用した理由
本事例では、お客様が所有する工場内の遊休地を活用して太陽光発電設備を設置しました。
工場や事業所では、屋根の状態や荷重条件、既設設備の配置によって、屋根上だけでは十分な容量を確保できない場合があります。そのような場合でも、敷地内に活用できるスペースがあれば、自家消費型太陽光発電の設置候補になることがあります。
- 工場内の未利用スペースを有効活用
- 屋根条件に左右されにくい地上設置構成
- スクリュー杭と架台により太陽光パネルを設置
- PCS・トランスを経由して既設受電設備へ接続
- 工場内の電力使用に合わせた自家消費型として構成
遊休地を活用する場合も、電気設備側の確認が重要です。
土地の広さだけでなく、キュービクルまでの配線ルート、PCS・トランスの設置位置、接地、排水、車両動線、保守点検スペースまで確認する必要があります。
主な作業手順
敷地内の整地から、スクリュー杭打設、架台組立、パネル設置、PCS・トランス・キュービクル接続まで対応しました。
- 工場内遊休地の整地
- スクリュー杭を打設し、架台を組立
- 架台に太陽光パネルを設置し、PVケーブル・アース線を埋設配管にて配線
- 直流ケーブルをPCSへ接続し、PCSからトランスへ交流幹線・アース線を配線
- トランスからキュービクルまで交流幹線を配管配線
- キュービクル内にZPDおよび太陽光用ブレーカーを新規取付
高圧受電設備側で対応した内容
自家消費型太陽光発電では、太陽光パネルやPCSだけでなく、既設キュービクル側への接続方法が重要です。
本事例では、PCSからトランスへ交流幹線を配線し、トランスからキュービクルまで交流幹線を配管配線しました。キュービクル内には、ZPDおよび太陽光用ブレーカーを新規で取付しています。
地上設置型の自家消費太陽光では、配線距離と受電設備側の確認が重要です。
PCS、トランス、キュービクルの位置関係によって、幹線ルート、電圧降下、保護機器、接地、停電作業の範囲が変わります。
施工時に注意したポイント
本件では、工場内の遊休地を活用した地上設置型のため、整地、杭打設、架台組立、埋設配管、キュービクルまでの幹線ルートを確認しながら施工しました。
屋根上設置とは異なり、地上設置では車両動線、保守点検スペース、排水、配管ルート、架台配置の確認が重要になります。
- 工場内の動線を妨げないよう、設備配置を確認
- スクリュー杭の打設位置と架台配置を確認
- PVケーブル・アース線を埋設配管にて整理
- PCSからトランス、トランスからキュービクルまでの幹線ルートを確認
- ZPD・太陽光用ブレーカーの取付位置を確認
同じような工場・事業所の方へ
工場や事業所で遊休地をお持ちの場合、屋根上だけでなく、地上設置型の自家消費型太陽光発電を検討できる場合があります。
ただし、導入可否は、敷地面積、地盤、車両動線、PCS・トランスの設置場所、キュービクルまでの距離、既設受電設備、電力使用量によって変わります。
特に工場では、設置スペースがあっても、実際に使えるかどうかは電気設備側の条件で決まることがあります。屋根・土地・受電設備をまとめて確認することが重要です。
工場・事業所の遊休地を活用した自家消費太陽光をご検討の方へ
みらい電設では、法人向け自家消費型太陽光発電の設計・施工、地上設置、PCS・トランス接続、キュービクル改修、電力申請、使用前自己確認まで対応しています。
工場内の遊休地や未利用スペースを活用したい場合は、土地の広さだけでなく、受電設備・配線ルート・電気使用量データまで確認したうえで、導入可否を判断することが重要です。











