平塚市の既存住宅にカナディアンソーラー465W×11枚(5.115kW)とニチコンT5 9.9kWhを設置

  • カナディアンソーラーTOPHiKu6 465Wモジュール11枚(平塚市・スレート屋根)
  • スレート屋根に固定した太陽光架台の支持金具と接地線(架台固定途中)
  • ニチコン トライブリッド蓄電システムのパワーコンディショナ ES-T5 の内部配線
  • ニチコンT5の蓄電池ユニット ES-DYL 9.9kWh(屋外設置)
  • 太陽光・蓄電池を接続した住宅の分電盤と自動切替開閉器
  • 屋根から機器へ配線を通したPF管の納まり(配線ルート)
  • カナディアンソーラーTOPHiKu6 465Wモジュール11枚(平塚市・スレート屋根)
  • スレート屋根に固定した太陽光架台の支持金具と接地線(架台固定途中)
  • ニチコン トライブリッド蓄電システムのパワーコンディショナ ES-T5 の内部配線
  • ニチコンT5の蓄電池ユニット ES-DYL 9.9kWh(屋外設置)
  • 太陽光・蓄電池を接続した住宅の分電盤と自動切替開閉器
  • 屋根から機器へ配線を通したPF管の納まり(配線ルート)

神奈川県平塚市の既存住宅で、スレート屋根にカナディアン・ソーラー(Canadian Solar)の太陽光発電システムと、ニチコンのトライブリッド蓄電システムを設置しました。

太陽電池モジュールはTOPHiKu6シリーズのブラックフレームモジュール「CS6.2-48TM-465」(465W)を11枚、合計5.115kW。蓄電システムはニチコンのトライブリッド蓄電システムT5シリーズ「ESS-T5L1」(パワーコンディショナ ES-T5・蓄電池ユニット ES-DYL 9.9kWh)です。2026年9月8日に着工し、9月10日に完了しました。今回はV2Hを設置していませんが、対応するV2Hシステムを将来追加できる構成です。

工事概要|TOPHiKu6 465W・5.115kW+ニチコンT5 9.9kWh

地域 神奈川県平塚市
住宅 既存住宅
メーカー カナディアン・ソーラー(Canadian Solar)/ニチコン(NICHICON)
太陽光パネル CS6.2-48TM-465(465W・TOPHiKu6・N型TOPCon・ブラックフレーム/2026年施工時採用品) 11枚
太陽光パネル容量 5.115kW(465W×11枚)
蓄電システム ニチコン トライブリッド蓄電システム T5シリーズ(ESS-T5L1)
パワーコンディショナ ES-T5(トライブリッドパワコン・定格出力5.9kW/自立出力5.9kVA・入力4回路)
蓄電池ユニット ES-DYL 9.9kWh(屋内外設置対応)
屋根 スレート屋根・勾配5.5寸・真南向き(方位0°)
架台 屋根技研 スレート4(T)・スレート屋根用金具/固定部にSUSビスを使用
回路構成 2回路(6枚+5枚)
施工時期 2026年9月8日着工・9月10日完了
V2H 今回は未設置(対応するV2Hシステムを将来追加できる構成)
保証 CS6.2-48TM-465はメーカー資料上、モジュール製品保証25年・出力保証30年。ニチコン T5シリーズはパワコン・蓄電池等が15年無償保証(ニチコンオーナーズ倶楽部への会員登録と、引渡し後6か月以内の保証申請が条件)。保証内容は対象機器・登録・施工条件により異なるため、当該案件の発行保証書・仕様書に基づきます。

スレート屋根に屋根技研の専用金具で太陽光パネルを固定

スレート屋根に固定した太陽光架台の支持金具と接地線
スレート屋根用の支持金具で架台を固定。接地(アース)を施工し、金具まわりは防水処理を行います

スレート屋根では、屋根材に合わせた専用の支持金具を野地まで留め付けて架台を固定します。今回は屋根技研の「スレート4(T)」を使用し、固定部にはM4×13テクスビス(SUS・頭黒付き)を用い、金具まわりはゴムアスコーキング材で防水処理を行いました。

立平葺き金属屋根で使う掴み金具(ホールレス工法)とは異なり、スレート屋根では屋根材・防水層に合わせた固定方法を選びます。

本案件で確認した設計条件は次のとおりです。

  • 屋根勾配:5.5寸
  • 基準風速:34m/s
  • 垂直積雪量:50cm以下
  • 地表面粗度区分:Ⅲ

これらを使用する架台の適用条件と照合したうえで施工しています。

カナディアンソーラー TOPHiKu6 465Wを11枚・5.115kW設置

カナディアンソーラーTOPHiKu6 465Wモジュール11枚(平塚市・スレート屋根)
真南向きのスレート屋根にTOPHiKu6 465Wモジュールを11枚・5.115kW設置。海に近い立地です

太陽電池モジュールは、カナディアン・ソーラーのTOPHiKu6シリーズ「CS6.2-48TM-465」を採用しました。ブラックフレームを採用した住宅用モジュールで、N型TOPConセルを採用しています。メーカー公表のモジュール変換効率は23.3%です。

屋根形状と方位に合わせて11枚を配置し、6枚と5枚の2回路構成としました。住宅用太陽光では、モジュールの出力だけでなく外形寸法と屋根形状の組み合わせで設置できる枚数が変わるため、屋根の寸法とモジュール寸法を照らし合わせ、必要なクリアランスを確保したうえで配置を決めています。真南・勾配5.5寸の屋根面を活かした配置です。

カナディアン・ソーラーのモジュールの選び方や当社の対応機種は、カナディアンソーラーTOPHiKu6・住宅用太陽光の選び方のページでもご紹介しています。

ニチコン トライブリッドT5+蓄電池9.9kWhを設置

ニチコン トライブリッド蓄電システムのパワーコンディショナ ES-T5 の内部配線
トライブリッドパワーコンディショナ「ES-T5」の内部配線
ニチコンT5の蓄電池ユニット ES-DYL 9.9kWh(屋外設置)
ニチコンT5の蓄電池ユニット ES-DYL 9.9kWh(屋外設置)

蓄電システムには、ニチコンのトライブリッド蓄電システム「T5シリーズ」(ESS-T5L1)を採用しました。トライブリッドとは、太陽光発電・蓄電池・電気自動車(V2H)を1台のパワーコンディショナで連携させる仕組みです。今回はトライブリッドパワコン「ES-T5」(定格出力5.9kW)と、蓄電池ユニット「ES-DYL」(9.9kWh)を設置しました。

今回はV2H機器を設置していませんが、T5シリーズは対応するV2Hシステムを組み合わせられるトライブリッド構成です。将来V2Hを追加する場合は、次の点を改めて確認します。

  • 対応するV2H機器
  • 設置スペース
  • 配線ルート
  • 車両との適合

蓄電池ユニットは屋内外どちらにも設置できるタイプで、周囲温度や点検スペース、配線ルートを確認して設置位置を決めています。停電時には自立運転で家庭内に電気を供給できる構成です。

停電時の自立運転に対応する住宅の分電盤と自動切替開閉器
停電時の自立運転に対応する分電盤・自動切替開閉器まわり

ニチコンT5・T6の違いや、蓄電容量(9.9kWhなど)の選び方は、ニチコンT5/T6の違い・容量・V2Hとの組み合わせで詳しく解説しています。家庭用蓄電池の導入をお考えの方は、家庭用蓄電池のサービスページもあわせてご覧ください。

海岸に近い住宅で確認した設置条件

屋根から機器へ配線を通したPF管の納まり
屋根から機器へのケーブルはPF管で保護して納めています

本案件は海岸に近い住宅のため、施工前に各機器と架台の設置条件を確認しました。

ニチコンT5/T6シリーズのトライブリッドパワーコンディショナはメーカー上「塩害地仕様」ですが、重塩害地域には対応していないため、海岸からの距離だけで判断せず、周辺環境を含めた確認が必要です。

本案件では、屋根技研のスレート屋根用金具を使用し、固定部にはSUSビス、金具まわりには指定のコーキング材を使用して施工しています。機器の設置位置についても、直射日光や点検スペース、配線ルートなどの条件を確認しました。

本事例で利用した平塚市・神奈川県の補助制度

本事例では、工事の前に平塚市と神奈川県の住宅用太陽光・蓄電池の補助制度について必要な申請を行い、交付決定後に施工しました。補助制度の内容や受付状況は年度・予算によって変わるため、現在利用できる制度は施工時期ごとにご確認ください。

神奈川県・平塚市をはじめとした補助制度の考え方は、神奈川県の太陽光・蓄電池補助金の解説ページでまとめています。

平塚市で太陽光発電・蓄電池を検討している方へ

海に近い地域での設置や、太陽光と蓄電池を組み合わせた導入は、屋根材と固定方法、方位、パネル配置、パワコンの容量と回路構成、機器の設置位置、補助制度の使い方まで含めて確認することが大切です。平塚市での設置条件や補助金の考え方は、平塚市の太陽光発電・蓄電池・V2H相談ページでも確認できます。

神奈川県で住宅用太陽光発電をご検討中の方は、住宅用太陽光発電のサービスページもご覧ください。ご契約前の見積内容の確認は、太陽光・蓄電池の見積内容チェックからお気軽にご相談ください。