神奈川県秦野市にて、新築住宅にカナディアン・ソーラー(Canadian Solar)の太陽光発電システムを設置しました。
今回は、施工当時採用した455Wの太陽電池モジュール「CS6.2-48TM-455」を16枚、合計7.28kWを立平葺きの金属屋根に設置した施工事例です。屋根形状がL字型のため、パネルを4段に分けて配置し、パワーコンディショナは5.5kWの「CSP55G4K」を3回路構成で接続しました。新築工事の進行に合わせて先行配線を行い、完成後の外観と配線の納まりにも配慮しています。
| 地域 | 神奈川県秦野市 |
|---|---|
| メーカー | カナディアン・ソーラー(Canadian Solar) |
| 太陽光パネル | CS6.2-48TM-455(455W・単結晶・ブラックフレーム/TOPHiKu6・2025年施工時採用品) 16枚 |
| 太陽光パネル容量 | 7.28kW(455W×16枚) |
| PCS | CSP55G4K(屋外用マルチストリング型パワーコンディショナ・5.5kW・4回路/4MPPT) |
| PCS定格出力 | 5.5kW |
| モニタ・計測 | カラーモニタ CSPCM07E/電力検出ユニット CSPDUE |
| 屋根 | 立平葺き金属屋根(片流れ・L字形状)・勾配2.5寸・ほぼ南向き |
| 架台 | 立平用掴み金具(ダイドーハント THホールドLight)・屋根材への穿孔を伴わないホールレス工法 |
| 回路構成 | 3回路(6枚+5枚+5枚) |
| 保証 | CS6.2-48TM-455はメーカー資料上、モジュール製品保証25年・出力保証30年。PCS等を含む住宅用システムの保証内容は、保証登録・対象機器・施工条件等により異なるため、当該案件の発行保証書に基づきます。 |
| 作業内容 | 新築住宅への太陽光発電システム設置工事(先行配線・パネル設置・PCS/モニタ設置・系統連系) |
作業コメント
新築住宅への太陽光発電設置では、建築中の段階で配線ルートや機器の設置位置を決められるため、完成後に配管が外壁で目立ちにくく、点検しやすい納まりにしやすくなります。
今回は、立平葺きの金属屋根にカナディアン・ソーラーの455Wモジュールを16枚設置しました。L字型の屋根面に合わせてパネルを4段に分け、屋根面を無理なく使える配置と、パワーコンディショナの回路構成のバランスを確認しながら施工しています。
立平葺き金属屋根に掴み金具で固定

立平葺き(縦葺き)の金属屋根では、屋根材のハゼ(立ち上がり部分)を専用の金具で掴んで固定します。屋根材への穿孔を伴わないホールレス工法です。
今回はダイドーハント製の立平用掴み金具「THホールドLight」を42か所に取り付け、モジュールを固定しました。金具の配置は屋根形状とモジュール寸法に合わせて決めています。本案件では、屋根勾配2.5寸、基準風速34m/s、垂直積雪量50cm以下などの設計条件を確認し、使用する架台の適用条件と照合して施工しています。
L字型の屋根面に455Wモジュール16枚を4段で配置

屋根面がL字型のため、全面を同じ列数で埋めることはできません。そこで上部2段を3枚ずつ、下部2段を5枚ずつの4段配置とし、合計16枚・7.28kWを載せました。
住宅用太陽光では、モジュールの出力だけでなく外形寸法と屋根形状の組み合わせによって、実際に設置できる枚数が変わります。今回は屋根の寸法とCS6.2-48TM-455のモジュール寸法(1,762×1,134mm)を照らし合わせ、必要なクリアランスを確保したうえで16枚が収まる配置としました。
5.5kWパワーコンディショナを3回路で接続

パワーコンディショナは屋外用マルチストリング型の「CSP55G4K」を採用しました。CSP55G4Kは4回路/4MPPTに対応しており、今回は6枚・5枚・5枚の3回路を使用しています。
パネル容量7.28kWに対して、PCS定格出力は5.5kWです。太陽光パネルのDC容量をPCSのAC定格出力より大きくする構成で、PCSの入力電圧・入力電流などの仕様範囲を確認したうえで設計しています。高日射時にはPCS定格出力を上限として出力が抑えられる場合があります。
太陽光の回路構成は、モジュール枚数だけでなく、方位や影の条件、PCSの入力電圧・入力電流範囲を確認して設計します。異なる日射条件のモジュールを同じ入力回路にまとめると発電特性に影響するため、配置と回路構成をセットで検討します。
新築工事に合わせた先行配線と機器設置

2025年2月の建築中に壁内の先行配線を行い、3月にパネル設置、5月にパワーコンディショナ・カラーモニタ・電力検出ユニットの設置と試運転を行いました。今回は建築工程に合わせて先行配線を行えたため、完成後に外壁へ出る露出配管を抑えた納まりにできました。
パワーコンディショナは外壁に設置し、分電盤には太陽光用のブレーカーと電力検出ユニットを組み込みました。連系時には各回路の電圧・電流を計測して確認しています。宅内にはカラーモニタ「CSPCM07E」を設置し、発電量と消費電力を確認できるようにしています。
施工後の仕上がり

L字型の屋根形状に合わせて455Wモジュール16枚を4段に配置し、合計7.28kWを屋根面内に納めました。新築時の先行配線を活用し、屋外の露出配管を抑えた納まりとしています。
秦野市で太陽光発電を検討している方へ
今回は、神奈川県秦野市の新築住宅に、カナディアン・ソーラーの455Wモジュール16枚・7.28kWを立平葺き金属屋根に設置した事例です。
金属屋根への太陽光設置では、屋根材の種類(立平・瓦棒・折板など)によって使える架台と固定方法が変わります。秦野市で新築住宅に太陽光発電を検討する場合は、屋根材と屋根形状、方位、パネルの枚数と配置、PCSの容量と回路構成、配線ルート、将来の蓄電池との相性まで、建築工程とあわせて確認することが重要です。
秦野市で太陽光発電・蓄電池・V2Hを検討している方は、地域別ページで設置条件や補助金の考え方も確認できます。
住宅用太陽光発電をご検討中の方はこちら
住宅用太陽光発電は、パネルメーカーや容量だけで判断するものではありません。屋根材と固定方法、方位、影の影響、パネル配置、PCSの容量と回路構成、配線ルート、将来的な蓄電池との相性まで含めて確認する必要があります。
神奈川県で住宅用太陽光発電をご検討中の方は、設置可否や費用感、蓄電池との組み合わせ方をサービスページでも確認できます。




