神奈川県平塚市にて、新築住宅にカナディアン・ソーラー(Canadian Solar)の太陽光発電システムと蓄電池を設置しました。
今回は、施工当時採用した375Wの太陽電池モジュール「CS3L-375MSB」を11枚(合計4.125kW)スレート屋根に設置し、カナディアン・ソーラーの7.04kWh蓄電池とハイブリッドパワーコンディショナを組み合わせた「創蓄」の施工事例です。太陽光発電と蓄電池を連携させ、日中に発電した電気の自家消費や蓄電、停電時の自立運転に備えたシステムとして構成しました。
| 地域 | 神奈川県平塚市 |
|---|---|
| メーカー | カナディアン・ソーラー(Canadian Solar) |
| 太陽光パネル | CS3L-375MSB(375W・単結晶・ブラックフレーム/2022年施工時採用品)11枚 |
| 太陽光パネル容量 | 4.125kW(375W×11枚) |
| パワーコンディショナ | ハイブリッドパワーコンディショナ CSTH55GSF(PWC-CST-H55GSF・定格出力5.5kW) |
| 蓄電池 | 蓄電池ユニット CSTL70GF(LIB-CST-L70GF・容量7.04kWh)※容量・保証等は当該案件の発行仕様書・保証書に基づきます |
| 付帯機器 | 電源切替ボックス(FPCD-DS63M6)/蓄電池用通信ケーブル(ZCPB10)/CTセンサ/発電・蓄電状況を確認できるモニタ |
| 屋根 | スレート屋根・勾配4.0寸・真南向き(方位0°) |
| 架台 | スマートラック ジャイロック・マルチアンカー(J)(高島) |
| 回路構成 | 3回路(6枚+3枚+2枚) |
| 保証 | CS3L-375MSBおよび蓄電池・ハイブリッドパワーコンディショナは、施工当時採用したカナディアン・ソーラーの住宅用機器です。モジュールの製品・出力保証、蓄電池・パワーコンディショナ等の機器保証は、保証登録・対象機器・施工条件等により異なるため、保証年数・内容は当該案件の発行保証書に基づきます。 |
| 作業内容 | 新築住宅への太陽光発電・蓄電池(創蓄)設置工事(先行配線・パネル設置・ハイブリッドPCS/蓄電池設置・系統連系) |
作業コメント
新築住宅への設置では、建築中の段階で配線ルートや機器の設置位置を計画できるため、完成後に外壁へ出る露出配管を抑え、点検しやすい納まりにしやすくなります。今回は太陽光発電だけでなく、蓄電池・ハイブリッドパワーコンディショナ・電源切替ボックスまでを含む創蓄システムのため、屋根から屋内・屋外機器までの配線と設置位置をまとめて計画しました。
スレート屋根に375Wモジュールを11枚設置し、5.5kWのハイブリッドパワーコンディショナと7.04kWhの蓄電池を組み合わせています。本案件は2022年施工時に採用したカナディアン・ソーラーの住宅用ハイブリッド蓄電システムで、現在のEP CUBEとは異なる世代のシステムです。
スレート屋根にスマートラックのマルチアンカーで固定

今回は高島の「スマートラック ジャイロック」に対応するマルチアンカー(J)を使用しました。マルチアンカーはスレートを含む複数の屋根材に対応する固定金具で、屋根への固定部では防水性を確保するための施工が重要になります。
本案件では、屋根勾配4.0寸、基準風速34m/s、垂直積雪量50cm以下などの設計条件を確認し、屋根材・モジュール配置と架台の適用条件を照合して施工しています。アンカー位置は屋根の下地とモジュール配置に合わせて決定し、所定の防水処理を行っています。
375Wモジュール11枚を真南のスレート屋根に配置

真南向きの屋根に、375Wモジュール「CS3L-375MSB」を11枚配置しました。ハイブリッドパワーコンディショナへの接続は、6枚・3枚・2枚の3回路で構成しています。
住宅用太陽光では、モジュールの出力だけでなく、外形寸法と屋根形状、アンテナや換気口などの障害物との位置関係によって実際に設置できる枚数が変わります。今回は屋根寸法とCS3L-375MSBのモジュール寸法を照らし合わせ、必要なクリアランスを確認したうえで11枚・4.125kWを配置しました。
カナディアン・ソーラーの7.04kWh蓄電池を組み合わせた創蓄構成

太陽光発電と蓄電池を連携させるため、ハイブリッドパワーコンディショナ「CSTH55GSF(PWC-CST-H55GSF)」と、7.04kWhの蓄電池ユニット「CSTL70GF(LIB-CST-L70GF)」を組み合わせています。
ハイブリッド型では、太陽光発電と蓄電池を1台のパワーコンディショナで制御します。運転設定や電力の使用状況に応じて、太陽光で発電した電気を家庭内で使用し、余剰電力を蓄電池へ充電して、発電しない時間帯や停電時の自立運転に活用できます。
蓄電池とパワーコンディショナは屋外に設置し、設置スペース・放熱・点検スペース・配線ルートを確認したうえで位置を決めています。蓄電池の容量・保証などの詳細は、当該案件の発行仕様書・保証書に基づきます。
電源切替ボックスと配線・系統連系

創蓄システムでは、通常時と停電時の電源切替に対応するため、電源切替ボックス「FPCD-DS63M6」を介して分電盤・ハイブリッドパワーコンディショナ・蓄電池を接続しています。建築中に壁内の先行配線を行い、完成後の露出配管を抑えた納まりとしました。
太陽光モジュールは6枚・3枚・2枚の3回路でパワーコンディショナへ接続しています。系統連系時にはシステムの接続状態と運転を確認し、CTセンサによって発電・消費電力を検出できる構成としています。宅内には発電量や蓄電状況を確認できるモニタを設置しました。
施工後の仕上がり

真南向きのスレート屋根にカナディアン・ソーラーの375Wモジュール11枚・4.125kWを設置し、7.04kWhの蓄電池と5.5kWハイブリッドパワーコンディショナを組み合わせた創蓄システムとして仕上げました。新築時の先行配線を活用し、屋外の露出配管を抑えた納まりとしています。
平塚市で太陽光発電・蓄電池を検討している方へ
今回は、神奈川県平塚市の新築住宅に、カナディアン・ソーラーの375Wモジュール11枚・4.125kWと、7.04kWhの蓄電池を設置した創蓄の施工事例です。
太陽光と蓄電池をまとめて導入する場合は、屋根材・屋根形状・方位、パネルの枚数と配置だけでなく、パワーコンディショナの方式と容量、蓄電池容量と設置場所、停電時に使いたい電気設備、電源切替方式、配線ルートまで含めて設計する必要があります。新築の場合は建築工程の早い段階でこれらを確認することで、壁内配線を活用した納まりも検討できます。
平塚市で太陽光発電・蓄電池・V2Hを検討している方は、地域別ページで設置条件や補助金の考え方も確認できます。
住宅用太陽光発電・蓄電池をご検討中の方はこちら
住宅用の太陽光発電や蓄電池は、パネルメーカーや容量だけで判断するものではありません。屋根材と固定方法、方位、影の影響、パネル配置に加えて、パワーコンディショナの方式・容量、蓄電池の容量と設置場所、停電時の使い方、配線ルートまで含めて確認する必要があります。
神奈川県で住宅用太陽光発電をご検討中の方は、設置可否や費用感をサービスページで確認できます。
家庭用蓄電池の容量の選び方や設置工事について詳しく知りたい方は、蓄電池のサービスページもあわせてご覧ください。




