神奈川県伊勢原市|屋根上太陽光発電設備の点検・IR確認事例

  • 神奈川県伊勢原市の屋根上太陽光発電設備の架台固定部トルク確認
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O&M作業実績|神奈川県伊勢原市|公共施設・高圧受電・IR赤外線点検

ファーウェイPCS・IR赤外線診断まで確認した公共施設の高圧太陽光点検事例

神奈川県伊勢原市の公共施設に設置された高圧受電の太陽光発電設備について、パネル外観、架台の合いマーク・トルク、PCSの設置・稼働状況に加え、IR赤外線カメラでパネル面とPCSの温度分布を確認した点検事例です。 ネクストエナジー製パネル180枚・67.5kW、ファーウェイPCS 1台・50kWの構成を、外観目視とIR赤外線診断を組み合わせて点検しました。

案件概要

今回は、神奈川県伊勢原市の公共施設に設置された高圧受電の太陽光発電設備の点検事例です。 ネクストエナジー製 NER120M375D-MCL を180枚、ファーウェイ製PCS SUN2000-50KTL-JPM0 を1台使用した設備について、外観目視・架台固定部の確認に加え、IR赤外線カメラでパネル面とPCSの温度分布を確認しました。

地域 神奈川県伊勢原市
施設・発電所種別 公共施設
系統区分 高圧受電(受電設備 3φ3W 6.6kV)
設備容量 太陽光67.5kW(375W × 180枚)/PCS 50kW
太陽光パネル ネクストエナジー NER120M375D-MCL 180枚
PCS ファーウェイ SUN2000-50KTL-JPM0 1台
遠隔監視 有(Huawei SmartLogger 3000/ラプラス・システム)
作業日 2026年3月30日
点検区分・依頼内容 定期点検(外観目視点検+IR赤外線診断)
診断・確認方法 外観目視検査、架台合いマークチェック・トルク確認、PCS外観・設置状況確認、IR赤外線カメラによるパネル面・PCSの温度分布確認
実施作業 パネル外観・架台固定部・PCSまわりの目視点検、IR赤外線によるパネル面・PCSの発熱確認
作業結果 パネル・架台固定部・PCSを確認。点検時のIR赤外線確認では、確認したパネル・PCSにホットスポット・異常発熱は認められず。写真と所見を報告書として提出
対応区分 定期点検・O&M(外観目視+IR赤外線診断)

公共施設の高圧太陽光で確認すべきポイント

公共施設の太陽光発電設備は、高圧受電設備(キュービクル・絶縁トランス)を伴う規模のものが多く、発電量の低下やPCSの停止が施設運用や環境目標にも影響します。今回も、パネルの外観・架台固定部に加え、ファーウェイPCSの設置・稼働状況、そしてIR赤外線によるパネル面とPCSの温度分布を確認しました。

外観目視だけでは判断しにくいセル単位の発熱や接続部の温度異常は、IR赤外線診断を組み合わせることで非接触・無停止のまま兆候を把握できます。屋根上設備で一般的に確認する観点は屋根上太陽光点検のページに整理しています。

作業写真

今回の点検では、パネル全体の外観、架台の合いマーク・トルク、ファーウェイPCSの外観に加え、IR赤外線でパネル面とPCSの温度分布を確認しました。

神奈川県伊勢原市の公共施設に設置された太陽光発電設備の全景
公共施設に設置された太陽光発電設備の全景確認。パネル配置、列ごとの状態、周辺状況を確認します。
太陽光発電設備の架台合いマーク確認
架台固定部の合いマーク確認。ボルトや固定部にずれがないか、施工時の管理状態と比較して確認します。
太陽光発電設備の架台固定部トルク確認
架台固定部のトルク確認。締付状態を確認し、風や温度変化による緩みの兆候がないかを確認します。
ファーウェイPCS(SUN2000-50KTL)の外観確認
ファーウェイPCS(SUN2000-50KTL)の外観確認。設置状態、通風、配線引込部、稼働状況を確認します。
IR赤外線カメラによる太陽光パネル面の温度分布確認
IR赤外線によるパネル面の温度分布確認。今回は面内の温度がほぼ均一で、局所的なホットスポットの兆候は認められませんでした。
IR赤外線カメラによるファーウェイPCSの温度確認
IR赤外線によるファーウェイPCSの温度確認。稼働に伴う発熱の範囲内で、異常な高温部は認められませんでした。

実施した確認内容

今回の点検では、外観目視に加えてIR赤外線診断を組み合わせ、目視では気づきにくい発熱の兆候まで確認しました。

  1. パネル外観の確認
    パネル配置、モジュール端部、外観上の損傷・汚れ・ずれの有無を確認しました。
  2. 架台合いマークチェック
    架台固定部の合いマークを確認し、ボルトや固定部に位置ずれがないかを確認しました。
  3. トルク確認
    架台固定部の締付状態を確認し、風や温度変化による緩みの兆候がないかを確認しました。
  4. ファーウェイPCSの確認
    SUN2000-50KTL-JPM0 の設置状態、通風、配線引込部、稼働状況を確認しました。
  5. IR赤外線診断(パネル面)
    IR赤外線カメラでパネル面の温度分布を撮影し、セル単位のホットスポットや局所的な発熱の有無を確認しました。
  6. IR赤外線診断(PCS)
    ファーウェイPCSの表面温度をIR赤外線で確認し、接続部や機器表面に異常な高温部がないかを確認しました。

この事例のポイント

1. パネル180枚・ファーウェイPCSを、外観から固定部まで確認

今回は、ネクストエナジー製パネル180枚(67.5kW)とファーウェイPCS SUN2000-50KTL-JPM0(50kW)を対象に、パネル外観、架台の合いマーク、トルク、PCSの設置・稼働状況までを確認しました。高圧受電設備に接続された規模の設備を、パネル側とPCS側の両方から点検し、状態を記録として残しています。

2. IR赤外線で、パネル・PCSに異常発熱がないことを確認

IR赤外線カメラでパネル面とファーウェイPCSの温度分布を撮影しました。今回の点検時・確認範囲では、パネル・PCSともにホットスポットや局所的な異常発熱は認められませんでした。IRは「異常を見つける」だけでなく、「点検時点で異常発熱がないことを記録する」用途でも有効で、次回点検との比較材料になります。

3. SmartLogger+監視システムの遠隔監視も現地で確認

本設備はファーウェイのSmartLogger 3000と監視システムで遠隔監視されており、発電量やPCSの状態は遠隔でも把握できます。今回は現地で、その遠隔監視まわりの状況に加え、架台固定部の締付やパネル面の発熱など遠隔では分からない項目もあわせて確認しました。遠隔監視と現地点検・IR診断を組み合わせることが、この設備の状態把握に有効です。

同じような公共施設・高圧設備で注意したいこと

学校・庁舎・事業所などの公共施設や高圧受電の太陽光発電設備では、発電量の低下やPCS停止が起きても原因がすぐに分からないことがあります。パネルのホットスポット、PCSの温度異常、架台固定部の緩みなどが気になる場合は、外観目視とIR赤外線診断を組み合わせて状態を切り分けるのが有効です。一般的な確認観点は屋根上太陽光点検IR赤外線診断のページに整理しています。

よくある質問

IR赤外線診断は発電を止めずにできますか?

できます。IR赤外線カメラによる温度分布の確認は、発電したまま非接触で実施できます。むしろ発電中のほうがセルや接続部の発熱が現れやすく、ホットスポットの確認に適しています。施設の運用を止めずに点検できるため、公共施設でも実施しやすい診断方法です。

高圧受電の設備でも点検を依頼できますか?

対応できます。今回のような高圧受電(キュービクル・絶縁トランスを伴う設備)でも、太陽光パネル・架台・PCSの点検やIR赤外線診断を実施します。高圧受変電設備側の法定点検(保安管理)と、太陽光側のO&Mは役割が分かれるため、必要に応じて範囲を整理してご提案します。

遠隔監視をしていても現地点検は必要ですか?

必要です。遠隔監視は発電量やPCSの状態を日常的に把握できますが、架台固定部の緩み、パネル面の発熱、配線や取付金具の劣化など、現地でなければ確認できない項目があります。遠隔監視と定期的な現地点検・IR診断を組み合わせることで、異常の兆候をより早く把握できます。

点検報告書は施設の管理資料に使えますか?

使えます。パネル・架台・PCSの写真、IR赤外線画像、確認箇所、所見をまとめた報告書を提出します。施設の設備管理資料、次回点検時の比較資料、保険更新時の記録として活用できる形で作成します。

公共施設・高圧太陽光の点検・IR診断を相談する

発電量の低下、PCS停止、パネルのホットスポット、架台固定部の緩みが気になる場合は、外観目視とIR赤外線診断を組み合わせて現地状況を確認し、必要な点検・診断範囲を整理します。

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