O&M作業実績|神奈川県小田原市|歯科医院・屋上太陽光・ドローンIR点検
ドローンIR赤外線診断で屋上太陽光を確認した歯科医院の点検事例
神奈川県小田原市の歯科医院に設置された屋上太陽光発電設備について、パネル外観、架台固定部のトルク、オムロンPCSの外観・稼働状況に加え、ドローンによるIR赤外線カメラで屋上パネル面とPCSの温度分布を確認した点検事例です。 JINKO製パネル105枚・31.5kW、オムロンPCS 3台・16.5kWの自家消費設備を、外観目視とドローンIR診断を組み合わせて点検しました。
案件概要
今回は、神奈川県小田原市の歯科医院に設置された屋上太陽光発電設備の点検事例です。 JINKO製 JKM300M60-J を105枚、オムロン製PCS KP55M2-J4 を3台使用した自家消費設備について、外観目視・架台固定部の確認に加え、ドローンのIR赤外線カメラでパネル面とPCSの温度分布を確認しました。
| 地域 | 神奈川県小田原市 |
|---|---|
| 施設・発電所種別 | 歯科医院(屋上設置) |
| 系統区分 | 低圧(自家消費・PCS16.5kW) |
| 設備容量 | 太陽光31.5kW(300W × 105枚)/PCS 16.5kW(5.5kW × 3台) |
| 太陽光パネル | JINKO SOLAR JKM300M60-J 105枚 |
| PCS | オムロン KP55M2-J4 3台 |
| 作業日 | 2026年1月15日 |
| 点検区分・依頼内容 | 定期点検(外観目視点検+ドローンIR赤外線診断) |
| 診断・確認方法 | 外観目視検査、架台固定部のトルク確認、オムロンPCSの外観・画面・稼働状況確認、ドローンIR赤外線カメラによるパネル面・PCSの温度分布確認 |
| 実施作業 | パネル外観・架台固定部・PCSまわりの目視点検、ドローンIRによるパネル面・PCSの発熱確認 |
| 作業結果 | パネル・架台固定部・PCSを確認。点検時のドローンIR赤外線確認では、確認したパネル・PCSにホットスポット・異常発熱は認められず。写真と所見を報告書として提出 |
| 対応区分 | 定期点検・O&M(外観目視+ドローンIR赤外線診断) |
クリニック屋上の自家消費太陽光で確認すべきポイント
歯科医院やクリニックなどの屋上太陽光発電設備は、屋上に上がって確認する機会が少なく、パネル面の発熱や架台固定部の緩みが見落とされやすい設備です。今回も、パネル外観・架台固定部・オムロンPCSの状態に加え、ドローンのIR赤外線でパネル面とPCSの温度分布をまとめて確認しました。
広い屋上のパネルを一枚ずつ目視するのは手間がかかりますが、ドローンIRを使えば上空から短時間で全面の温度分布を確認でき、ホットスポットや局所的な発熱の兆候を効率的に把握できます。一般的な確認観点はIR赤外線診断と屋根上太陽光点検のページに整理しています。
作業写真
今回の点検では、ドローンによる屋上パネルの全景とIR赤外線、オムロンPCSの外観とIR赤外線を中心に確認しました(架台固定部のトルクも点検)。
実施した確認内容
今回の点検では、外観目視に加えてドローンIR赤外線診断を組み合わせ、目視では気づきにくい発熱の兆候まで確認しました。
-
パネル外観の確認
パネル配置、モジュール端部、外観上の損傷・汚れ・ずれの有無を確認しました。 -
架台固定部のトルク確認
架台固定部の締付状態を確認し、風や温度変化による緩みの兆候がないかを確認しました。 -
オムロンPCSの確認
KP55M2-J4 3台の外観、画面表示、通風、配線引込部、稼働状況を確認しました。 -
ドローンIR赤外線診断(パネル面)
ドローンのIR赤外線カメラで屋上パネル面の温度分布を撮影し、セル単位のホットスポットや局所的な発熱の有無を確認しました。 -
IR赤外線診断(PCS)
オムロンPCSの表面温度をIR赤外線で確認し、機器表面や接続部に異常な高温部がないかを確認しました。
この事例のポイント
1. JINKO105枚・オムロンPCS3台を、外観から固定部まで確認
今回は、JINKO製パネル105枚(31.5kW)とオムロンPCS KP55M2-J4 3台(16.5kW)の自家消費設備を対象に、パネル外観、架台固定部のトルク、PCSの外観・画面・稼働状況までを確認しました。屋上の限られたスペースに設置された設備を、パネル側とPCS側の両方から点検し、状態を記録として残しています。
2. ドローンIRで、屋上全面を短時間に確認・異常発熱なし
広い屋上のパネルをドローンのIR赤外線カメラで上空から撮影し、パネル面全体の温度分布を短時間で確認しました。今回の点検時・確認範囲では、パネル・PCSともにホットスポットや局所的な異常発熱は認められませんでした。ドローンIRは、足場をかけにくい屋上でも安全・効率的に全面を確認でき、「異常がないことの記録」も次回点検との比較材料になります。
3. 小規模な自家消費設備でも、定期点検+IRで早期把握
クリニックのような小規模(低圧)の自家消費設備でも、パネルのホットスポットや架台固定部の緩み、PCSの温度異常は発電量低下や停止につながります。外観目視とドローンIRを組み合わせた定期点検で、こうした兆候を早期に把握し、施設運用への影響を抑えられます。
同じような屋上・自家消費設備で注意したいこと
クリニック・店舗・事業所などの屋上自家消費太陽光では、発電量の低下やPCS停止が起きても原因がすぐに分からないことがあります。パネルのホットスポット、PCSの温度異常、架台固定部の緩みなどが気になる場合は、外観目視とIR赤外線診断(必要に応じてドローンIR)を組み合わせて状態を切り分けるのが有効です。一般的な確認観点は屋根上太陽光点検とIR赤外線診断のページに整理しています。
よくある質問
ドローンでのIR赤外線診断は何が良いのですか?
屋上や広い設備でも、上空から短時間で全面の温度分布を確認できる点です。足場や高所作業を減らせるため、安全かつ効率的にホットスポットや発熱の兆候を把握できます。今回のようなクリニック屋上のように、パネルに近づきにくい設備で特に有効です。
IR赤外線診断は発電を止めずにできますか?
できます。IR赤外線による温度分布の確認は、発電したまま非接触で実施できます。むしろ発電中のほうがセルや接続部の発熱が現れやすく、ホットスポットの確認に適しています。施設の運用を止めずに点検できます。
小規模な自家消費設備でも点検を依頼できますか?
対応できます。低圧の自家消費設備でも、パネル・架台・PCSの点検やIR赤外線診断(ドローンIRを含む)を実施します。設備規模や屋上の状況に合わせて、必要な点検範囲を整理してご提案します。
点検報告書は設備管理資料に使えますか?
使えます。パネル・架台・PCSの写真、ドローンIR画像、確認箇所、所見をまとめた報告書を提出します。施設の設備管理資料、次回点検時の比較資料、保険更新時の記録として活用できる形で作成します。
関連サービス
点検結果によって、必要な対応は変わります。パネル面・PCSの温度確認、回路単位の切り分け、是正工事まで、状態に応じて対応範囲を整理します。
クリニック・店舗屋上の太陽光点検・ドローンIR診断を相談する
発電量の低下、PCS停止、パネルのホットスポット、架台固定部の緩みが気になる場合は、外観目視とIR赤外線診断(ドローンIRを含む)を組み合わせて現地状況を確認し、必要な点検・診断範囲を整理します。
