オール電化・家庭用太陽光発電家庭用蓄電池
家庭用蓄電池とは?
近年、ゲリラ豪雨とも呼ばれる集中的な大雨や地震、台風、豪雪など、これまでの気象観測史上において、その記録を上回る自然災害が全国各地で頻繁に発生しています。
これらの自然災害によってライフラインが遮断され、日常生活が困難になっている様子をニュースなどでよく目にします。
特に夏や冬場の季節での長期停電は、人の生命に危機をおよぼすほどの二次災害といえるでしょう。
このような理由から今、注目されているのが「家庭用蓄電池」です。
家庭用蓄電池の導入メリット
01
家庭用蓄電池があれば停電期間も安心
家庭用蓄電池とは、最低限の日常生活に必要な電力を常に蓄えておくための「充電器」のことです。
ご家庭で使用する電化製品の出力や使用時間をもとに蓄電池の容量を選ぶことができ、もしも災害で停電に見舞われたとしても、家庭用蓄電池さえ備えていれば、日常生活に大きなストレスをかけずに、安心して電気の復旧を待つことができます。
02
太陽光発電との組合せでさらに快適に
一般的に家庭用蓄電池への充電は、電気料金が安い「深夜電力」でおこない、昼間に放電することで電気を使用しています。
通常の電気代よりも安く電気が買えるため経済的ですが、電力会社からの供給がストップしてしまうと既に蓄電された容量しか使用できない難点があります。
一方、太陽光発電システムがあるご家庭では、ソーラーパネルで発電した電気のうち、消費されずに余った電気を蓄電池に貯めることで、停電が起きたとしても昼夜を問わず、エンドレスで電気が使える状態となります。
03
FIT制度の期限が終了した太陽光発電は自家消費型の一択で
家庭用の太陽光発電において発電した電力を電力会社に売電する制度、いわゆるFIT制度(固定買取価格制度)の期限が終了した際の再利用方法として、家庭用蓄電池と併用した新たなシステム構築を選択するご家庭が増えています。
その理由は、家庭用の太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、電気の自給自足が可能となり、光熱費の家計負担がなくなるメリットと停電対策のメリットの2つのメリットが享受できることにあります。
蓄電池の選び方 3つのポイント
01
「特定負荷」タイプと「全負荷」タイプの違い
家庭用蓄電池は、家電の使用による電力負荷の範囲によって「特定負荷タイプ」と「全負荷タイプ」の2種類に分けられます。
全負荷タイプ
停電の際、家全体で電気を使用が可能。
すべての部屋に電気が供給されるタイプであり、蓄電池充電容量の範囲内で停電時も平時と変わりなく生活ができます。
200Vの家電も使用が可能となり、エアコンやエコキュートなどへも電力供給することが可能となります。
長時間の停電に備えるためには、電気の使用を節約するなどの工夫が必要ですが、太陽光発電と連動していれば、これまでの生活とほぼ変わらない生活を過ごすことが可能です。
小さな子どもや高齢者がいる家庭や、オール電化住宅などに適しているタイプです。
特定負荷タイプ
リビングやキッチンなど必要最低限の範囲で電気を使用することができる非常用電源に近い電気の使い方となります。
基本的には100Vタイプの家電のみ使用することが可能となっています。
冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコンやテレビ等 普段と遜色ない電力を使用したいという場合は全負荷タイプをお薦めいたします。
また、停電時に何も操作をせずに自動的に電気を使用できるハイブリッドタイプと呼ばれる機種を選定することで、使い方がわからずに電気が使用できないというトラブルが防ぐことが可能となります。
02
蓄電池の寿命 サイクル数
ほとんどの家庭用蓄電池にはリチウムイオンという種類の蓄電池が採用されています。
その寿命はサイクル数によって決まります。
家庭用蓄電池メーカーの仕様書の欄に、サイクル数の記載があると思います。
概ね、6000~12000サイクルが一般的となっております。
使用頻度を、1日2サイクル使用を15年とすると
1(日)×2(サイクル)×365(日)×15(年)=10950(回)のサイクル数が必要となります。
繰り返し放充電することで、蓄電池に貯蔵できる容量も経年劣化により減少します。
11000サイクル以上の機種を選定されることをお薦めいたします。
03
保証
蓄電池の導入時にかかる費用は安いものではありません。
そのため、長期に渡るメーカー保証が付帯しております。
各メーカーにより
10年 蓄電充電容量 50%保証 や
15年 蓄電充電容量 70%保証 など様々な保証内容になっています。
有料で保証内容のアップグレードが可能なメーカーなどもあります。
また、太陽光セットが保証期間中、他社メーカーの蓄電池を導入すると、太陽光側の保証契約が打ち切りとなってしまうケースにも注意が必要となります。
当社では、保証継続の有効性など確認させていただいた上で、蓄電池機種を選定し、ご提案させていただいております。
みらい電設の
家庭用蓄電池が選ばれる理由
REASON01
お客様の利益を第一にする
家庭用蓄電池のご家庭へ導入することで大きなメリットが得られますが、本体や施工にかかる費用は決して安価ではありません。
私たち「みらい電設」は、お客様の家計の負担にならないよう、ご家庭で使用する電化製品の出力や使用頻度等をしっかりと検証し、費用対効果が高い商品をお勧めすることで、お客様が利益を確保できることを最優先に努めています。
REASON02
電気のプロによる技術と知識
私たち「みらい電設」は創業以来、すべての社員が国家資格を保有する電気設備のプロとして、一般住宅から大規模施設まで様々な建造物の電気工事に関する設計・施工および管理に携わっています。
豊富な実績で得た知識や知見をもとに最善を尽くして業務にあたっており、お客様に安心と安全をお届けします。
また、家庭用蓄電池に関する様々な申請業務もお客様の手を一切煩わせず、ご相談から運用開始までワンストップでお請けすることができます。
REASON03
万全のアフターサービス
施工後のアフターサービスには社運をかけて力を注いでおります。
設置の環境によっては、蓄電池に大きな負荷がかかることも考えられます。
そのため、ご購入いただいた家庭用蓄電池が、常に問題なく運転するよう設置後の点検やメンテナンスを重視しています。
お客様の経済的メリットを最大限にひきだすために、また安心した毎日が過ごせるためにも、私たちは長期間にわたってお客様とお付き合いをさせていただいております。
家庭用蓄電池の選び方
ひとくちに家庭用蓄電池といえど種類やタイプが複雑すぎて、どれがご家庭に最適なのか正直、迷ってしまうことでしょう。価格の相場も1kWhあたり15万円から20数万円と決して安いものではないため、当然失敗できません。
家庭用蓄電池を選ぶ際には、ご家庭のライフスタイルや家族構成、年間の電気料金などを十分に考慮する必要があります。
そのため、カタログの情報だけに頼らず、家庭用蓄電池に詳しい専門家と一緒に機種選びをすることを強くおすすめします。
みらい電設では、家庭用蓄電池に特化した専門スタッフがご購入を検討しているお客様へのヒアリングを通して、最適な機種選びをお手伝いしております。どうぞお気軽にご相談ください。
商品紹介
伊藤忠商事株式会社
SMART STAR3(スマートスター3)
業界最高性能の次世代型蓄電システム
- 大容量 13.16kwh
- 200V対応
- 全負荷型
TABUCHI ELECTRIC
(田淵電機株式会社)
EIBIS7(アイビスセブン)
- 7.04kwh
- 200V対応
- 全負荷型
SHARP(シャープ)
JH-WB1621
4.2kwh(コンパクトタイプ)
- 特定負荷
JH-WB2021(大容量タイプ)
- 9.5kwh
- 全負荷型
- 200V対応
Panasonic(パナソニック)
創蓄連携システムS+
蓄電システムを組み合わせることで、蓄電容量最大37.8kWhを実現。
HUAWEI(ファーウェイ)
LUNA2000 シリーズ
5kwh/10kwh/15kwh
- 特定負荷または全負荷
- 200V対応
Next Energy(ネクストエナジー)
ネクストエナジー イエデンチシリーズ
iedenchi-Hybrid
- 大容量10.24kWh
- 200V対応
- 全負荷型
iedenchi-NX
- 大容量9.8kWh
- 200V対応
- 全負荷型
家庭用蓄電池導入で利用できる補助金
家庭用蓄電池は高価な住宅設備です。
初期投資の負担を少しでも減らすために補助金制度の利用を推奨しています。
国、各地方自治体助成金の利用可否を調査し、お手間がなく補助金が利用できるようサポートさせていただきます。
補助金の種類
1.国による補助金
平成31年度からはじまったVPP(バーチャルパワープラント)補助金が、令和3年にDER(分散型エネルギーリソース)と名称を変更し、家庭用蓄電池の本体費用と施工費を合計した額の1/3を補助金として交付しています。
令和3年度の補助金は予算満了となったため終了しましたが、今後も引き続き公募されることになっています。
2.地方自治体による補助金
多くの地方自治体が家庭用蓄電池の導入に対して補助金を交付しています。
申請期間や補助金額、交付条件などは各自治体によって異なります。
補助金を確実に交付まで導くには、申請時のスピードと正確さが鍵をにぎります。
国の補助金制度をはじめ、全国の地方自治体が公募する補助金の申請はみらい電設にお任せください。
家庭用蓄電池設置までの流れ
家庭用蓄電池に関することなら価格やお支払い方法、補助金なども含めて何でもご遠慮なく、お気軽にご相談ください。
全国どの地域にも対応いたしております。
ご家庭に最適な機種を選定させていただくため、お住まいの環境や蓄電池を導入する目的など、いくつかの項目についてヒアリングをさせていただきます。
可能であれば、年間を通して毎月の電気料金がわかるものをご用意ください。
ヒアリングの内容を踏まえて、最適の機種を選定しお見積り書を提示させていただきます。
提案した機種やお見積り内容にご承諾いただければ、ご契約をさせていただき運用までのスケジュールをご提示いたします。
併行して補助金の申請をおこないます。
国家資格を保有する経験豊富な職人によって施工いたします。安全対策はもちろん、近隣に配慮した施工を徹底しております。
工事は1日~2日で完了します。
工事完了後は動作点検や運転方法の説明をおこない、問題がなければ取扱説明書や保証書とともにお引渡しとなります。
使い慣れない設備のため、初めはさまざまな疑問が生じますが、その都度にお問い合わせいただければ丁寧に対応させていただきます。
また、長い運用期間で常に高い費用対効果を得るために必要な保守点検やメンテナンスも迅速に対応させていただきます。
よくあるご質問
Q
家庭用蓄電池の寿命はどれくらいですか?
A
使用している環境や機種によって異なりますが、おおむね15年から20年程度が寿命といわれています。ただし設置後の定期的な点検やメンテナンスで運転期間が伸びることが期待できます。
Q
蓄電池を購入する際に国や自治体からの補助金がありますか?
A
近年、国や自治体は家庭用蓄電池の購入に対して積極的に補助金を交付しています。
ただし、交付の条件や申請期間などは交付する機関によって異なります。また、公募されて間もなく予算満了になる傾向にあるため、早めの申し込みが必須となります。
Q
蓄電池の保証期間は何年ですか?
A
メーカーや機種によって異なりますが10年保証がもっとも多く、続いて15年保証があります。メーカーによっては有償の保証オプションも準備していますので、購入前に確認しておくとよいでしょう。
Q
蓄電池を単体で設置する方法と太陽光発電と組み合わせる方法、どちらがおすすめですか?
A
家庭用蓄電池を導入する目的や電気の使い方によって、おすすめの導入スタイルは異なってきます。
Q
太陽光発電と連動する場合に、ソーラーパネルやパワーコンディショナのメーカーとの相性がありますか?
A
家庭用蓄電池と太陽光発電機器との相性はありますし、同一メーカーでないと設置できない蓄電池もあります。詳しくはご検討の際にお問い合わせください。
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